第3回「21世紀教育を創る会」開催

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227日に、広尾学園で「21世紀教育を創る会」(21会)が開催されました。昨年秋から実施されている中等教育の未来を考える会合です。第3回となるこの日は、広尾学園の大橋理事長の提言から始まり、今回初参加だった共立女子の渡辺校長による締めくくりの提案にいたるまで、約3時間にわたる討議が行われました。

参加校は、いずれもユニークな教育を実践している私立学校ですが、21会では、単独で動くよりも、それぞれの学校が手を携えて次世代の教育を切り開いていこうという高い志に支えられています。

◇現時点で議論の詳細に触れることはできませんが、現状の受験制度や進路指導のあり方に対して、一石を投じるムーブメントになる可能性を秘めたものです。曲解を恐れずに私なりの解釈を述べるならば、世界の大学に進学する力を潜在的に有している中等教育の生徒の行き場が、旧態依然の大学受験制度の中に閉じ込められている日本の状況を変えてしまおうとする動きと言ってよいでしょう。

◇オーストラリアの大学のファウンデーションコースへの推薦枠を有する聖学院、IBTOKTheory of Knowledge)や独自プログラム「サイエンス」を指導に取り入れているかえつ有明、UAE訪問などの国際理解教育を積極的に進めている富士見丘。21会に参加している学校は、それぞれが21世紀型教育を推し進めている学校です。さらに、こういった個性あふれる学校の中にあり、ベネッセという大きな組織で独自のポジションを得ている小村氏が縦横無尽に提案をしていくという、「21会」のメンバー構成は刺激的です。

 

◇今回の21会では、そういったメンバーに共立女子の渡辺校長が加わったことでより厚みが増しました。第1回と第2回の話を前提に、加速して進んでいく話の流れの中で、的確に対応して、素早い提案をされていたのは、渡辺校長自身がイノベイティブな考え方の持ち主だからでしょう。

◇極めつけは、広尾学園の大橋理事長です。最先端のICTを導入し、インターナショナルクラスも成功させている同校にありながら、さらに先を見据えて改革の手を怠らない姿勢には頭が下がります。今回の会合でも会全体のリード役となっていました。

◇「21会」は、近い将来、新しい私学マーケットを創出することでしょう。それは予感というより、私の中では確信となって来ています。