TOEFL/TOEICが英国ビザ申請に使えない

朝日新聞によると、TOEFLとTOEICの英語資格がイギリスのビザ申請で認められなくなったとのこと。

 

英語力の証明に使われる国際的な検定試験「TOEIC(トーイック)」と「TOEFL(トーフル)」が、今月から英国ビザの申請に使えなくなったことが分かった。英国での試験で不正が発覚したため。TOEICの日本事務局は、英国渡航目的の受験者に受験料を返金する方針だ。

以前にTOEICで不正受験が行われたことがBBCの放送で明らかになったということで、ETSが自ら英国内務省との契約を更新しないことを決定したようだ。

ETSとすれば、一度落としてしまったテストの信頼性を回復するための措置ということであるが、これによってIELTSが英語資格のスタンダードになるというより、イギリスを留学先として考えていた人がアメリカにシフトするという方向につながるかもしれない。

ETSとブリティッシュカウンシルの水面下の攻防だと見るのは穿ち過ぎだろうか。

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