都立国際と並んで2015年度高校入試の目玉となる学校の一つに、今年から高校募集を再開するかえつ有明高校があります。

（10月25日に実施された体験授業の様子）

かえつ有明高校は、サンデー毎日11月9日増大号の特集「帰国子女が選ぶ一貫校」で、帰国子女の中学入試志願者ランキング１位となり話題になりました。帰国子女の受け入れを開始してからわずか7年ほどの間に急成長した理由はその英語教育の充実ぶりです。

帰国生に限定せず、国際バカロレアのコアカリキュラムであるTOK（Theory of Knowledge＝知の理論）をモデルにした対話型哲学授業を英語で行うなど、先進的な英語教育を推進しています。

2015年からの新高校クラスでは、そのノウハウを活かした「プロジェクト」と「ランゲージアーツ」という新教科を組み込み、さらに充実を図っています。先日公開された体験授業では、初めて顔を合わせる生徒たちがチームに分かれて学び合うなど、学びのスタイルそのものがグローバルラーニングになっています。

試験日は2月11日、発表はその日の18時（インターネット）です。募集要項はこちら。

受験生のために配布しているサンプル問題を見たところ、都立国際と同様のレベルです。その意味では都立国際を目指している生徒にとっても併願しやすい高校の一つといってよいでしょう。