現地校での学習と帰国受験のギャップ

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 ◇先日、海外出張に出かけた際、ロンドンでグラマースクールにお子様を通わせている方、また、シンガポールで、現地校(インター校ではなく)にお子様を通わせている方の話を伺い、非常に刺激を受けました。

 

◇グラマースクールでは、ギリシア語・ラテン語を学ぶ伝統がまだ残っていて、日本人であってもそれは例外ではないということです。英語以外にドイツ語やラテン語を学ぶ勉強も大変だが、それ以上に大変なのがスポーツだと言うことでした。一日中体を使ってトレーニングしているような日もあるようです。厳格な規律の中で、子どもが成長していることが実感できるとのことです。

  

シンガポールの現地校は、一般的にインター校よりもレベルが高く、進度が速いと言います。特に違いがあるのは経済学の授業で、中学生の段階ですでに経済学の基礎に触れているとのこと(欧米の「経済学」と日本の「政経」との違いについては別のブログに掲載したのでこちらを参照ください→センター試験と国際バカロレアにおける「経済」の位置づけ「政治・経済」と「経済学」-その内容の違い

  

◇どちらの親御さんも、今受けている教育が大変気に入っており、日本に帰国受験するにしても同じような学校がないのではないかと危惧している点が共通していました。

 

◇日本にいると偏差値的な物差しによる学校選びが普通に行われているのですが、海外で良い教育を受けていると感じている人は、日本において、学校の教育の質を判断する基準や情報がないことに困っているのです。

 

◇日本にも私立中高一貫校の中に「グッド・スクール」があることは強調しておきましたが、まだまだ十分には浸透していません。教育の中身、質的な卓越性をもっと発信しなければと思った次第です。