首都圏模試センター【帰国生入試NAVI】―帰国生教育情報の質的転換
By hiros
7月24日に行われたかえつ有明のオープンキャンパスを取材しました。どの授業も盛況で、興味深いものでしたが、特に英語上級クラスのクオリティの高さと教員の層の厚さには驚かされました。
この日英語上級クラスの授業を担当したのは、Hill先生。オーストラリアの大学で哲学のPhD(博士号)を取得しているとのことです。もともと、Dutson先生が帰国生英語クラスを中心に、TOKスタイルから哲学授業へとかえつ有明の英語教育の幅を広げていった文化がありますから、Hill先生はその方向性を推進する強力なパートナーであると言えましょう。
先月聖徳学園の公開授業を見せていただく機会がありました。
ソーシャルメディアとの付き合い方を磨くICTリテラシー教育として大きな可能性が感じられる試みです。
ここに来て、かえつ有明の動きが軽やかです。これまで帰国生のHonors Classを担当し、絶大な支持を得てきたAlex Dutson先生の哲学授業の方法論をかえつ有明の教育全体に広げる目的で、研究会プロジェクトが動いていました。
この研究会の存在を教えてくれた田中先生は、帰国生担当としてDutson先生とタッグを組んで、かえつの帰国生教育の質を外に向かってどんどんアピールしています。そういった活動の結果でしょうか、先週土曜日に開催された帰国生説明会の来場者も昨年を大きく上回りました。それほど注目されているのがDutson先生の哲学授業です。
麻布生の授業や活動の成果が生徒自身の作品によって語られている『論集』は、麻布の教育に注目する人ならば誰でも知っているほど有名な<非売品>です。