合格実績から見る【かえつ有明中・高等学校】

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かえつ有明の合格実績がホームページに掲載されています。東工大や阪大を初めとする国立大学や、早慶上智などの難関私大等、中高一貫1期生が生み出した昨年の合格実績の勢いは、今年2期生にバトンが渡っても衰えず、この勢いは本物だということが証明されました。

◇早慶上智の合格実績は、昨年23名から今年24名と微増ではありますが、慶應義塾大学の合格者が4名から9名へと倍増したことには、大きな意味があります。それは合格というものが、ある意味で学校内での経験値の蓄積であり、多くの生徒がある大学に合格するということが後輩にとっての大きなモチベーションにつながるということなのです。
 
◇学校が合格実績を公表するのは、在校生に対するこのような心理的効果があります。東大の合格実績などは良い例で、東大の合格に必要なものは、遺伝的資質だとか、指導者の専門能力だとかいった面よりも、むしろ身近にそういう人がいることで、自分もそのような進路を目指そうとする意識が生徒に芽生えるという点が大きいのです。
 
 
◇慶應義塾大学は、文系学部の多くが小論文を課すこともあり、受験生にとっては受験校選定の上でハードルが高い大学になります。しかし、今年かえつで合格者9名という実績が出たことは在校生にとっては大きな自信となるに違いありません。
 
◇かえつ有明の進路担当の先生方と先日話をした際、先生方にはすでにそのような自信がみなぎっていることを感じました。今年は東工大にも現役で合格者が出ています。理系進学者にとっては東大合格に匹敵する快挙です。これも3期生以降の後輩たちに向けた大いなる財産となることでしょう。