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2016年度中学入試では「21世紀型 思考力テスト」に注目

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 2016年中学入試において多くの私立学校が思考力テストを実施することを発表している。この数年の応募者を増やしている私立学校がいずれも思考力テストを行っていることを、アンテナが高い学校はキャッチし始めたのである。

 参考記事:2016中学入試動向ウオッチ【044】 共立女子 ついに動き出す!思考力中心主義へ牽引

 いち早く思考力テストを取り入れたのは、かえつ有明や聖学院、そして工学院大附属中などである。2015年度には聖徳学園が思考力テストを実施し、人気を集めた。この動きは、桜丘や富士見丘、東京女子学園、佼成学園女子、そして、共立女子にまで広がっている。

 従来、思考力を問う問題といえば、麻布や武蔵など一部難関校が出題するものと相場が決まっていたが、この数年広がってきている「思考力テスト」は、従来言われてきた意味での「思考力」とは少し異なることに注目するべきである。

 従来の思考力は、知識を習得した生徒が、その応用発展としてチャレンジするという文脈で使われてきた。知識を十分に身につけていない生徒は、思考力の前の段階で「門前払い」されてきたのである。今でもこのような文脈で「思考力」という語を用いる学校は数多くあるが、この数年アクティブラーニングの広がりとともに、子どもたちの興味や関心に応じて、答えが多様にあり得る思考力テストに取り組む学校が少しずつ増えてきたのである。

 この変化の意味は大きい。つまり、テストの機能として、定められた解答を見つけ出す能力だけではなく、自分の興味・関心を学びに変換できる力を重視する方向が打ち出されたということである。したがって、そのようなテストを実施する学校は、そういう創造的な能力を評価する視点を有していることを意味する。

 これまで、テストで創造性は測れないと言われることが多かった。しかし、少なくとも出題する問題を見れば、その学校が、子どもたちの創造性を伸ばそうとしている学校かどうかはわかる時代が到来したのだ。その意味で、21世紀型の思考力テストを実施している学校を探すことは大きな意味を持っていると言えるのである。

写真は、7月4日にかえつ有明で行われた思考力テスト対策講座の様子。