【帰国生との対話ー2】スペインの高校生活

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スペインでは、ランチタイムが長く、その後にはシエスタ(昼寝)までついていることはよく知られています。果たして学校はどうなのだろうと気になったので、日本の大学受験を目指しているスペインからの帰国生に尋ねてみました。

さすがに学校はそれほど長い昼休みではないので、シエスタまではとらないようです。しかし、学校の外のレストランでランチを取れば当然ワインがついてくるし、それを先生が飲んだところで咎められることはないとのこと。

日本でもウィスキーボンボンを授業前に食べるくらいのことは誰もとやかく言わないでしょうから、感覚としてはそんな感じに近いのでしょうか。

もう一つ驚いたのは、高校生の喫煙です。16歳以上は喫煙が許されているということで、学校の校門前などでは高校生が喫煙をしているそうです。マナーさえ守っていれば先生も喫煙を叱ったりすることなく、普通に校門で挨拶を交わしているらしいのです。

もしもスペインの事情を知らない日本人が学校の下見に来て、そんな光景でも目撃してしまったら、きっとその学校への入学は躊躇するかもしれません。ところ違えば校則も様々です。