首都圏模試 中学受験 父母会@富士見丘
7月6日に中学受験の首都圏模試の「統一合判」が実施された。模試会場校の富士見丘中学校の父母会会場で、私も21世紀型教育の重要性についてお話をさせていただいた。
今回のテーマは「私学の良さをもっと知るための、説明会&見学会のポイントアドバイス」。私の方からは21世紀型教育とグローバル教育という2つの側面からの学校選びについてお話させていただいた。
たまたま私の担当した会場が、まさに21世紀型教育、グローバル教育の拠点である富士見丘中学であったこともあり、これからの学校選択の視点について思うところを誰に気兼ねすることなく話すことができた。
富士見丘学園の理事長吉田先生は、これから起こる教育のシフトについてお話をされた。
来年中学受験する子どもたちが大学受験をするときには、大学センター試験が大きく変わっている可能性が高い。逆に変わっていないと本当に日本は世界から取り残される。中教審委員を務める吉田先生の言葉だけに、非常に説得力がある。
続いて富士見丘中高の大島教頭先生が、これからの授業のあり方について、富士見丘の実践例を紹介しながら話をされた。
iphoneをリモコンのように使いながら、後ろのスクリーンにスライドを映し出す。プレゼンテーションのスタイルも21世紀型だ。会場のご父母にペンをプレゼントするなど、PBL・PIL型の授業の手法をとりいれた説明で、会場のご父母にも21世紀型授業のエッセンスが伝わったのではないだろうか。
私立中学が変わりつつある中で、模試だけが旧来通りで良いというわけにはいかない。私立中学のあり方に合わせて、模試の中身やそこで伝える情報もまた、少しずつ変化をしていく必要があるだろう。