【大学合格実績から見るグッドスクール②】聖学院

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 聖学院の教育の質の高さを見るには、学校説明会に行くのが一番である。グローバル教育の厚さといい、オンリーワン教育の質といい、思考力テストなどの先進的なプログラムへの取り組みといい、聖学院が21世紀型教育を推進しているグッドスクールであることが、実感されるはずである。

    写真提供:本間教育研究所

 さらにその教育の結果である大学合格実績の飛躍的な伸びについても見過ごすわけにはいかない。今年は京都大学への合格者が出るなど国公立大学の合格が伸びていることに加え、早慶上理では昨年の2倍近い合格数が出ている。

 中学受験における偏差値的な評価に迎合せずに、本来の中等教育を実践してきた聖学院(その精神は今も続いている)が大学合格実績において飛躍的な伸びを示しているということは、探求型の学習と受験指導が学校内で相互によい作用を及ぼし合っているということであろう。

 もともと創立から110年以上が経過する伝統的なプロテスタントの名門男子校である。大学受験一辺倒というスタイルではないが、本来の強みである英語教育やPBL型の授業が結果として大学受験の指導につながったわけである。

 聖学院の学校説明会に一度訪れてみることをお勧めする。いかにエネルギーに満ちているかが分かるはずだ。