躍進のかえつ有明ー中高一貫4期生が東大現役合格

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21世紀型教育を推進するかえつ有明から東大(理科1類)現役合格者が出た。この生徒は慶應医学部にも合格を果たしたという。

かえつ有明の3月10日時点での難関大学の合格実績は次の通り。

東京大、東工大、千葉大、埼玉県立大、首都大東京、東京海洋大など国公立8名、早慶上理(早稲田・慶應・上智・東京理科)55名、GMARCH(学習院・明治・青山・立教・中央・法政)101名、医学部6名、獣医学部4名。

今年の卒業生は、中高一貫校としての4期生。これまで1期生から合格実績の面でも躍進を続けてきた。大学合格は一つの通過点に過ぎないというスタンスで、従来それほど大学合格実績を前面に出してこなかったが、今年は東大合格者が出たということで、従来型のメディアにも取り上げられる機会が増えるはず。

中学受験関係者の間では、かえつ有明の教育の質がいずれ東大合格にも反映されてくるであろうということは、当然のように語られてきたし、中高一貫1期生からの難関大合格実績の上昇はそれを裏付けるものであった。

一部の受験関係者が、21世紀型教育をアンチ大学受験のように捉えたがるが、それは完全に見誤っている。リベラルアーツ的な学びは大学受験においても有効なのだというのが、21世紀型教育を推進する私立学校のメッセージである。

かえつ有明から東大合格者が出たことはそのことをはっきりと示したという意味で非常に価値のあることである。この生徒がいかにリベラルアーツ的な学びを体験してきたのかということは、副校長の石川先生と担任の福冨先生によるインタビューとして近日中にかえつ有明のホームページに掲載されるそうだ。

真の21世紀型教育の旗手として、かえつ有明が2016年入試でさらなる注目を集めるのは間違いない。