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課外活動ー文化祭・部活動とCAS

国際バカロレアのディプロマプログラム(IBDP)のコアカリキュラムには、Theory of Knowledge (TOK:知の理論)・Extended Essay (EE:課題論文)・Creativity, activity, service (CAS)という3つの教科がある。TOKとEEは、それぞれ評価点が出され、最終スコアに影響するが、CASはスコアに直接影響するものではない。そのため何かと軽視されがちであるが、所定の時間をクリアしないとIBDPの資格が得られなくなる必修活動であることに変わりはない。

そういう意味でCASは、日本の学校における部活動や文化祭等の課外活動に相当すると考えればよいだろう。ただし、違いもある。中でも大きな違いは、活動が評価の対象になるかどうかという点である。CASはスコアにこそならないが、活動すべてが時間換算され集計されるため、自分がどの領域に、どんなアクティビティによって、どれほどの時間を割いてきたかという ことが明らかになる。その時間の量の多寡を競うわけではない。 自分の行ってきたアクティビティがどのような意味を持つのかをリフレクションする上でとても有効なフィードバックとなっているのである。

それに対して日本の部活等の評価は、ともすると、その活動の反省大会となってしまい、今後どの領域の活動を増やすとバランスが取れるかといったリフレクションにはならない。つまり、その部活なり奉仕活動なりがうまくできたかどうかに目を向けることばかりが優先され、「自分の活動は、体を使う運動に90%が割かれていて、創造的な活動や奉仕活動は10%しか割かれていない」などといったリフレクションにつながる仕組みはほとんどできていないのだ。

このようなリフレクションシステムができるためには、教育活動全般を評価する評価コードが必要で、これを学校として自覚的に推進しようとしているかどうかというのは、学校選びの重要な指標になるであろう。

というのも、これから海外への転勤などで社会のモビリティが高くなってくると、従来の学業成績だけではない、創造性(Creativity)や活動(activity)、奉仕(service)といった領域について、生徒各自のポートフォリオが必要になってくるはずだからである。

従来の相対的評価を超えて、形成的評価を行おうとする学校が増えてきつつある。その一つの例が21会校が行っている思考力テストである。思考力を従来の論理的思考力からさらに進めて、批判的思考や創造的思考までを評価しようという意欲的なテストである。10月25日にカンファレンスと思考力テストのセミナーが予定されているので、ぜひ体験してみてはいかがだろうか