チョムスキーがハーバードにてパウロ・フレイレについて語る
◇ハーバード大学のホームページに、言語学者のチョムスキー氏と、教育学者のハワードガードナー氏が、対談している写真が掲載されています。
◇ガードナー司会のフォーラムで、チョムスキーが“パウロ・フレイレの著作、"Pedagogy of the Oppressed” を紹介しながら、教育における"banking system"、つまり知識が持てる者から持てない者へと移行する仕組みを批判的に語ったという記事です。
According to Chomsky, known for his outspoken politics, Freire viewed learning as a critical dialogue between teacher and students, with a shared goal of raising consciousness about oppression and social justice. Freirean education is meant to respect and include the oppressed, empowering them to seek social justice for themselves and others, Chomsky added.
◇日本においても、従来型の知識を貯め込むような教育ではなく、生徒の創造性を伸ばすような学びに注目が集まっています。フレイレが教師と生徒の間の対話について考察しているように、21世紀型教育を創る会(21会)のWEBサイトでも、つい最近、対話と授業について、富士見丘高校の大島先生が興味深い論考を発表されています。