国際バカロレアの日本語DP 数学・物理も履修可能に

IBディプロマが日本語で履修できるようになったことは、すでに報じられているが、5月9日に文科省が発表したところによると、経済、歴史、生物、化学に加え、数学、物理が日本語DPの対象となったということである。

母国語であるLanguage Aはもともと日本語で受講できる科目であるし、もう一つの言語領域は外国語であるから、これはどちらにしても日本語で受講するわけにはいかない。

文科省の資料によると6科目中、2科目は英語での履修をしなければならないということだが、外国語と芸術を英語で履修すればよいというわけだ。

コア科目であるTOKとExtended Essayも日本語でよいから、確かに履修はしやすくなるが、国際基準として海外大学でどの程度認定されるのか、不明な点も多い。