土浦日大中等教育学校 ボーディングスクール研修

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土浦日大中等教育学校(土浦日大中等)は、英国ボーディングスクール研修を実施していることが魅力の一つとなっている学校だ。しかも、2年生と4年生の2回、全員参加というのだからそのインパクトは大きい。土浦日大中等が発行する「つちにちレター」にその出発の模様が紹介されていた。 

いよいよ今年の海外ボーディングスクールのスタート。
2年生がイギリスの自然豊かなコッツウォルズの玄関口バンバリーでの28日間
に渡る異文化・英語イマージョン研修が始まりました。日本と英国の地理的歴史的
違いや文化風習の比較、そして集団生活による人間力を養います。毎年ですが、
この2年生の研修はご家庭にも衝撃的です。約1ヶ月見ないうちに子供がグンと
成長した姿を成田の出口や土浦駅で迎えた時の親御さんの驚いた顔、顔、顔。
その裏には24時間働く引率の教員の努力があることは言わずもがなです。

(つちにちレターvol.5より)

つちにちレターで堀切副教頭先生が書かれているように、約1ヶ月も異国で生活していれば、見違えるほど成長することだろう。もちろんその成長は、異文化体験をサポートする先生方の24時間バックアップ体制があればこそである。


2年生がロンドンに出発した3日後には、今度は4年生が出発。


4年生は最高学府ケンブリッジ大学の学生寮で16日間のアカデミック研修です。
街中でのインタビューや自分の進路を見通した論文作成など、サポートに入る
教員も英語の先生だけが対応するのではなく本校のすべての教科の先生が
英語で対応できるようにしています。日誌も英文です。薬剤の日英比較や
バロック、ゴチックなど建築物の研究など、かなりアカデミックな内容に踏み込ん
でいる生徒が多いのも本校の特徴です。
今年のボーディングスクールはどんな傑作論文が出ることやら、オープンハウス
が楽しみです。

(つちにちレターvol.5より)


「英語の先生だけが対応するのではなく本校のすべての教科の先生が英語で対応できるようにしています」とさりげなく書かれているのも、土浦日大中等の凄いところだ。好き嫌いを越えて、英語を使うことがグローバル化社会の前提となっているという理解が学内に浸透している証拠であろう。このような環境が生徒の学びを促進することは間違いない。