10月 2011

グッドスクール3校が広尾に集結

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◆10月13日の夕刻、広尾学園の大橋理事長、聖学院の平方校務部長、かえつ有明の石川教頭が集まり、情報交換会が行われました。いずれも21世紀型教育を実践している注目の学校です。

◆優良な私立学校が、自らの教育実践をこれまで通り発信していく一方で、共鳴できるところはお互いに連帯しながら中等教育の大きな流れを形成していこうとする第一歩です。

◆今回集まった3校は、卓越した英語教育を実践し、伝統校でありながらも次代を見据えた新しい教育にチャレンジし続けている学校です。多くの帰国生に選ばれているという点でも共通しています。

◆先生方の話は自然とIB Diploma、Advanced Placementといった海外のカリキュラムや、海外大学への進学サポートなどに向かっていきます。いわゆる「合格実績」という次元ではなく、生徒に何を身につけてもらい、どのように羽ばたいてもらおうとするのか、生徒の「今」や「未来」に学校がどう向き合うのかという問題意識が強く感じられるお話でした。海外事情に精通している先生方ならではの縦横無尽な教育談義で2時間半ほどの時間が一気に過ぎていきました。

Times Higher Education 大学ランキング

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◆THEの世界大学ランキングで、ハーバード大は、ここ数年不動だった首位の座をカリフォルニア工科大学(Caltech)に明け渡したようです。 →ランキングはこちら

◆東部の大学から西海岸の大学へ、そして総合大学から工科系大学へと首位が変わったのは単なる偶然でしょうか、それとも何らかの思惑があるのでしょうか。世界の大学ランキングを、留学生集めのための戦略ツールとして眺めてみると、東大の30位はまだまだ日本の営業努力が不足していると感じざるを得ません。

◆Global 30の動きの中で、東京大学も2012年秋には、undergraduateで留学生を受け入れることになっていますが、果たして海外でどの程度の反響を呼んでいるのでしょう。海外にいる日本人生徒にはそれなりにニュースが伝わっているようですが、外国人への影響となると、やはりこういったランキングがものを言うのかもしれません。とするなら、ランキングを這い上がるための努力や地道な交渉力が必要になるのでしょうか。