11月 2013

「21世紀に求められる能力」を考えるセミナー(4)

思考は問いの形で始まる、そして、知識あるいは思考が活用できる状態というのは、それぞれが一つになっている状態のことである。知識ばかりを独立して問う従来型のテストでは、解なき社会をサバイバルすることはできない。セミナーの問題意識は、生徒の関心と思考の関係、思考のテクニックへと向かっていった。

「21世紀に求められる能力」を考えるセミナー(3)

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この前の記事では、「知識と思考の関係」について「21会 学習理論部会」の議論をダイジェストでお伝えした。この記事では、知識と思考について、IB Diploma Program のTheory of Knowledge (TOK) ではどのように捉えられているかについて見てみることにする。

「21世紀に求められる能力」を考えるセミナー(2)

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思考の出発点として「問い」がある。その問いが生徒に沸き起こるような「問題場面の呈示」を行うのが教師の役割であるということが確認された。それでは、そこに知識はどのように関わってくるのだろうか。菅原先生の問いかけから議論は深まっていった。

「21世紀に求められる能力」を考えるセミナー(1)

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去る10月22日(火)、富士見丘中で「21世紀型教育を創る会」(21会)の分科会の一つである「学習理論部会」が「思考力テスト部会」とコラボして、セミナーが開催された。テーマは「21世紀に求められる能力をめぐって」である。会の冒頭、まず富士見丘中高の大島先生から問題が提起された。 by 鈴木裕之:海外帰国生教育研究家