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TOEFL/TOEICが英国ビザ申請に使えない

朝日新聞によると、TOEFLとTOEICの英語資格がイギリスのビザ申請で認められなくなったとのこと。

 

英語力の証明に使われる国際的な検定試験「TOEIC(トーイック)」と「TOEFL(トーフル)」が、今月から英国ビザの申請に使えなくなったことが分かった。英国での試験で不正が発覚したため。TOEICの日本事務局は、英国渡航目的の受験者に受験料を返金する方針だ。

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慶大経済2016年から秋入学の募集開始

 慶応大経済学部は2016年から秋入学の英語プログラムを設け、約100名の学生を募集する。

  →参照:日本経済新聞

 すべての授業を英語で行うのは、これまで早稲田や上智の国際教養学部など「国際」を掲げる学部が中心であった。慶應の経済学部が英語プログラムで100名の募集をするというのは、いわゆる伝統的な学部が本格的にグローバル社会への対応に舵を切ったということで、このことが大学受験界に与える影響は大きい。

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カレッジボードとカーン・アカデミーの提携

College Boardは、2016年に予定されているSATの変更に伴い、Khan Academyと提携して無料のSAT準備教材を提供することを発表した。
  参照記事→ College Board and Khan Academy partner to provide free SAT test preparation for the world

 SAT対策についてはすでに多くのアプリなども出ているが、Khan AcademyのノウハウがSAT対策に活かされることの影響はやはり大きいだろう。日本でも留学を目指す高校生などが当然利用するようになるだろうから、海外進学に活路を見出そうとしている予備校は打撃を受けるかもしれない。

SATが変わる

ニューヨークタイムズによると、2016年春からSATのテスト内容が大きく変わるとのこと。

  参照→A New SAT Aims to Realign With Schoolwork 

Essayのセクションが選択制となり、これまで2400点満点だった合計点が、以前と同じ1600点満点に戻る。高校での勉強を反映できる内容にしようという狙いがあるようだ。

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Coursera で21世紀スキルのオンライン教育

MOOC(Massive Online Open Course)で無料のオンライン講義を配信しているCourseraが、21世紀スキルについての講義を6月30日から開始する。コースは、Assessment and Teaching of 21st Century Skillsというタイトルで、メルボルン大学が提供する。

シラバスをざっと眺めてみると、どうやら collaborative problem solving (CPS) がキーコンセプトになっているようである。Collaboration や Communicationが「仲良く協調して」ということなのではなく、異なる物の見方をぶつけあっていく態度なのだということなのだろう。
21世紀型の学びが広がっていくことはよいことだ。

グローバル人材への支援が本格化

◇日本経済新聞によれば、無利子の貸与型奨学金の枠を拡大する方向で文科省が検討しているとのことです。

文部科学省は27日、日本学生支援機構が大学生らに貸与している奨学金の無利子枠を5万6千人分増やし、卒業後に返済に苦しんでいる人の返済猶予期間を延長するなど救済策も拡大する方針を固めた。学ぶ意欲があっても経済的理由で進学を断念することがないよう環境を整備するのが目的。文科省は2014年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む。

日本経済新聞 2013/8/28 2:00

Yale-NUS College が抱える課題

◇AFPによると、8月27日にシンガポールでYale-NUSが正式に開校したとのことです。

シンガポールで27日、米エール大学(Yale University)とシンガポール国立大学(National University of Singapore、NUS)が共同で立ち上げた大学「エールNUSカレッジ(Yale-NUS College)」が正式に開校した。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2964566/11253763#blogbtn

 

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大学入試センター試験廃止へ

◇すでにいくつもの媒体で報じられていますが、大学入試センター試験が廃止の方向で検討されているとのことです。

文部科学省は5日、大学入試センター試験を5年後をメドに廃止し、高校在学中に複数回受けられる全国統一試験「到達度テスト」(仮称)を創設して大学入試に活用する検討を始めた。大学志願者の学ぶ意欲を引き出すことで高等教育の質を高め、国際社会で活躍するグローバル人材の育成につなげる。1979年に始まった共通1次試験以降、1回の共通テストが合否を左右していた大学入試が抜本的に変わることになる。(日本経済新聞 2013年6月6日)

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