グッドスクール

シンガポールのグッドスクール 2  【Methodist Girl’s School】

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◇Raffles Institution以外の現地校としては、Methodist Girl’s School (MGS) とAnglo Chinese School(ACS)を訪問しました。どちらもメソジスト系ミッションスクールで、シンガポール屈指の名門校です。これら二校が姉妹校であることは訪問した後に初めて知りました。シンガポールのグッドスクール第2弾としては、Methodist Girl’s Schoolをご紹介します。

 

シンガポールのグッドスクール 1  【Raffles Institution】

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先日シンガポールを訪問し、いくつかの学校を視察する機会を得ました。今回はシンガポール随一の名門校Raffles Institution(RI)をご紹介します。

かえつ有明のチューター体制が充実

 かえつ有明中高がまたまた新たな試みを始めていました。

 以前より放課後学習支援センターでは、東大や早慶などの学生チューターを生徒の学習サポート役として、先生と協力体制を敷いていましたが、今年はその体制がさらに発展しています。

 

 写真は中2生とチューターとの学習カウンセリングです。AXISという目標管理の冊子を各生徒が持参し、勉強計画などのアドバイスをチューターがフォローしています。

 中高一貫校の生徒は中学生の時の学習習慣はとても重要なポイントですが、さすが中高一貫校生の特徴を熟知している先生方。AXISというツールとヒューマンリレーションシップを結びつけ、生徒の学習環境を見事にコーディネートしていました。

マスコミ報道を見て思うこと

 社会の中で暮らしている以上、公に言ってはならないことや、言うべきではない局面があるのは止むを得ません。必要がないのに人を傷つけるような言動を発することは戒めるべきでしょう。一方、悪意で取られることを恐れて、自由な言論を慎むような空気があるとすればそれもまた大きな問題です。

 

 今回の大震災とそれに続く原発事故で、自由な報道の限界が見えてしまったマスコミの体質を批判することは容易いことですが、大切なことは、私たちが依存している経済基盤を否定することではなく、民主的な議論・対話に基づいた組織運営、社会づくりができるかどうかでしょう。実際、この震災によって私たちが気づかされたことはたくさんあります。中でも、国や大きな組織によるプロパガンダが現代においても巧妙に仕掛けられているということは決して忘れてはならないことだと思います。

 

 どこの企業、団体においても、「これを言うと睨まれる」「こういうことは言うべきではない」といった、表現の自主規制は、日常的にあります。しかし、この自主規制が自覚できているうちはまだましで、それを客観的にチェックできなくなるほど、集団全体が麻痺状態に陥ってしまうことこそが危険なのだということを、私たちは今回も「後になってから」痛感させられたわけです。

 

グッドスクールを紹介していきます

◆私たちの誕生のルーツは、誕生日にあるのは当然ですが、人生のルーツはというと、思春期という人生の第1関門を自ら乗り越えたときではないでしょうか。

◆ですから、ふと思い出す楽しい体験や辛い体験は、中高時代が多いのではないでしょうか。友情と恋愛、将来のことや探し求める道。そのことについて悩み、語りあう青春時代は、やはり思春期の時代ということになるでしょう。

◆この時代に体験したことや考え抜いたことこそ、人生の種そのものであると言っても過言ではないでしょう。

◆ということは、どんな場所、どんな人、どんな師、どんな体験と出会えるかは、重要な選択でもあります。それなのに、それほど重要な思春期であるにもかかわらず、私たちは、真剣に自ら選択する行為をとってきたでしょうか。

◆多くの場合は、なぜその中学なのか、なぜその高校なのか、自己決定してきたと断言できる人は少ないでしょう。

◆これは、今となってはとてもおかしなことです。人生のルーツを自分で選ぶことができなかったとしたら、1人ひとりの人生は、一体だれのものなのでしょうか。読み・書き・計算という誰でも公平に同じ知識を勉強し、その知識の多寡と定着度を競い合ってきた、20世紀型教育の場合は、原則学校の構造やタイプは同じだと前提されていたのでしょう。